Contao 3.5.0-beta1を利用可能

2015年3月30日 15:23 Leo Feyer

Contaoバージョン3.5.0-beta1を利用できます。ベータ版を実運用のウェブサイトでは使用しないでください! このリリースはウェブサイトの確認や独自の機能拡張を適応させるためにダウンロードしてください。

この新しいバージョンの呼び物を、ここでいくつか紹介します。完全な一覧は変更履歴、またはリリースのマイルストーンの完了したチケットを調べてください。(このアナウンスの最後のリンクを参照してください。)

パスワードの変更

新しいフロントエンドモジュールの「パスワードの変更」はフォームをページに追加して、メンバーが自分のパスワードを変更できるようにします。「個人データ」のモジュールと違い、「パスワードの変更」のモジュールでは古いパスワードの入力も必要です。

挿入タグpicture

挿入タグ{{image}}に似た、挿入タグ{{picture}}を用意し、これでレスポンシブ画像を挿入できます。

テンプレートの比較

Yanick Witschi氏のおかげで、カスタマイズしたテンプレートをオリジナルのテンプレートや同じグループの他のテンプレートと比較できるようになりました。

キャッシュの調整

追加の参照ファイルで、アクセスしてきたブラウザーの言語に無関係に、空のドメインへの任意の要求をキャッシュしたページに対応付けできるようになりました。以前は、限られた対応付けだけが可能でした。

性能の最適化

多くのニュースやイベントのあるウェブサイトを表示するときのContaoの性能を、データベースの問い合わせを選択的に調整することで著しく改善しました。加えて、クロージャーによるコンテント要素の遅延読み込みによって、リスティングモジュールが要求するRAMを減らしました。

ニュースレターの宛て先

ニュースレターの宛て先を、あるチャンネルから他のチャンネルに移動や複製できるようにしました。その際、保存している二重のオプトインのデータを削除して、「手作業で追加」の状態に設定します。

ユーザーの入力に角括弧を許可

Contao 3.5では、ユーザーの入力の検証を調整して、HTMLタグの一部となっている山括弧だけを削除するようにしました。通常の使用の場合、例えば比較演算子のような使用は可能となっています。

エラー処理の改善

フロントエンドのエラーの処理を標準化し、イベントやニュース項目が見つからない場合や無効なページ番号や日付が入力された場合は常に404ページを生成するようにしました。これはページがエイリアスの代わりに数値のIDで呼び出された場合(例えばhome.htmlの変わりに44.html)にも適用します。この場合、エラーのページを表示することで重複したコンテンツを避ける手助けとなります。

複数の項目の複製

バックエンドのリスト表示で、複数の項目を複製できるようにしました。

隠したシステムファイル

この新しいリリースでは、(例えば.htaccess, .git.svnといった)ドットで始まる隠したシステムファイルの扱いを標準化しました。これらのファイルはContaoはどこであっても無視します。

新しいフック

以下のフックをContao 3.5.0-beta1では追加しました:

  • compileArticle
  • postAuthenticate
  • newsListCountItems
  • newsListFetchItems
  • getPageStatusIcon

プラグインの更新

以下のプラグインをContao 3.5.0-beta1では更新しました:

  • Respimage to version 1.3.0
  • jQuery to version 1.11.2
  • jQuery UI to version 1.11.4
  • Mediaelement.js to version 2.16.4
  • Colorbox to version 1.6.0
  • HTML5Shiv to version 3.7.2
  • DropZone to version 3.12.0
  • ACE-Editor to version 1.1.8

IDE互換性

ContaoのソースコードをIDEとの互換性について高度に最適化しました。それで、殆どすべてのクラス、メソッド、プロパティをクリックして、その宣言に移動が可能になりました。