キャッシュの設定

キャッシュの設定

キャッシュの設定には、キャッシュのモードの設定だけがあります。

キャッシュのモード

キャッシュのモードの選択

キャッシュのモードはContaoがフロントエンド、公開するウェブサイトのキャッシュに関する設定を以下から選択します。

  • サーバーとブラウザーのキャッシュを使用
  • サーバーのキャッシュだけを使用
  • ブラウザーのキャッシュだけを使用
  • キャッシュを無効

サーバーのキャッシュ

サーバーのキャッシュを有効にすると、Contaoが作成したページをキャッシュとしてファイルに保持して、次のリクエストからはデータベースへの問い合わせを(可能な限り)回避して、キャッシュしたファイルを元にページを生成します。このため、キャッシュを使用しない場合に比べた場合に応答性能の向上を期待できます。

ブラウザーのキャッシュ

ブラウザーのキャッシュを有効にすると、サーバーから得たページをローカルにキャッシュ可能なことや、その有効期限をHTTP応答ヘッダーを通じてブラウザーに知らせます。

注意

  • キャッシュの処理は、ページの設定でキャッシュ有効にしたページに対して行います。(明示的に指定していないページは親のページの設定を引き継ぎます。)
  • キャッシュしたファイルがある間はコンテンツに行った変更が反映されません。ニュースアーカイブメニューのような、基本的にキャッシュを無効にしなければならないケースもあります。
  • キャッシュは保守データの消去、許可されていれば個人データキャッシュの消去から明示的に消去できます。
  • 挿入タグはキャッシュを有効にしていても適切に置換の処理をします。