Contao 2.11のファイル構成

Contao 2.11.0に含まれるファイルの構成の概要を説明します。

ファイル

このディレクトリに含まれるファイルの概要です。

.htaccess.default

ファイル名の表すように、Contaoのディレクトリに置くApacheの分散設定ファイル(デフォルトで .htaccess)のサンプルです。同じ内容は、必ずしも分散設定ファイルで行う必要がないことや、必須の設定内容を含んでいるわけではないため、インストールの過程等で自動的に .htaccess として置かれることはありません。

概ね、以下の内容を含んでいます。

CHANGELOG.md

変更点の記述をMark Downの形式で記述した者です。公式サイトのChangelogからも確認できます。

GPL.txt

GPL(GNU GENERAL PUBLIC LICENSE) Version 3のファイルです。Contao自身のライセンスはLGPL(GNU LESSER GENERAL PUBLIC LICENSE)です。

LGPL.txt

LGPL(GNU LESSER GENERAL PUBLIC LICENSE) Version 3のファイルです。

README.md

Contaoの概要をMark Downの形式で記述したファイルです。Contao 2.10.4のリリース前にソースコードのリポジトリがGitHubに移行した関係で、Mark Downを使用する様になったようです。

cron.php

Contaoのスケジュール実行を行うスクリプトです。

フロントエンドのアクセス時に自動的に呼び出されますが、wgetコマンドで直接呼び出すようにシステムのcrontabに登録することも可能です。フロントエンドのURLがhttp://www.example.jp/の場合は次のようなコマンドを1時間に1度実行するように登録すると良いでしょう。(1時間未満の間隔で実行しても無駄です。)

wget -q -O /dev/null http://www.example.jp/cron.php >/dev/null 2>&1

このようにcrontabに登録した場合は、バックエンドの設定全体的な構成にある「コマンドスケジューラーを不使用」を選択するとよいでしょう。

index.php

フロントエンド、つまり公開するウェブサイトを提供するファイルです。

robots.txt

検索サイトのクローラーに、クロールの方法をお願いするファイルであるrobots.txtのデフォルトです。

share.php

表示しているページのURLを、ソーシャルネットワークのfacebookやTwitterに投稿するためのリンクとして使用するファイルです。直接アクセスするとindex.phpに移動します。

下位のディレクトリ