Contao 2.10.4のファイル構成

Contao 2.10.4に含まれるファイルの構成の概要を説明します。

ファイル

このディレクトリに含まれるファイルの概要です。

.htaccess.default

ファイル名の表すように、Contaoのディレクトリに置くApacheの分散設定ファイル(デフォルトで .htaccess)のサンプルです。同じ内容は、必ずしも分散設定ファイルで行う必要がないことや、必須の設定内容を含んでいるわけではないため、インストールの過程等で自動的に .htaccess として置かれることはありません。

概ね、以下の内容を含んでいます。

CHANGELOG.txt

変更点の記述で、公式サイトのChangelogの内容から現在のマイナーバージョンに関する部分をテキスト化したものです。

GPL.txt

GPL(GNU GENERAL PUBLIC LICENSE) Version 3のファイルです。Contao自身のライセンスはLGPL(GNU LESSER GENERAL PUBLIC LICENSE)です。

LGPL.txt

LGPL(GNU LESSER GENERAL PUBLIC LICENSE) Version 3のファイルです。

README.md

Contaoの概要をMark Downの形式で記述したファイルです。Contao 2.10.4のリリース前にソースコードのリポジトリがGitHubに移行した関係で、Mark Downを使用する様になったようです。

cron.php

Contaoのスケジュール実行を行うスクリプトです。

フロントエンドのアクセス時に自動的に呼び出されますが、wgetコマンドで直接呼び出すようにシステムのcrontabに登録することも可能です。フロントエンドのURLがhttp://www.example.jp/の場合は次のようなコマンドを1時間に1度実行するように登録すると良いでしょう。(1時間未満の間隔で実行しても無駄です。)

wget -q -O /dev/null http://www.example.jp/cron.php >/dev/null 2>&1

このようにcrontabに登録した場合は、バックエンドの設定全体的な構成にある「コマンドスケジューラーを不使用」を選択するとよいでしょう。

index.php

フロントエンド、つまり公開するウェブサイトを提供するファイルです。

robots.txt

検索サイトのクローラーに、クロールの方法をお願いするファイルであるrobots.txtのデフォルトです。

share.php

表示しているページのURLを、ソーシャルネットワークのfacebookやTwitterに投稿するためのリンクとして使用するファイルです。直接アクセスするとindex.phpに移動します。

下位のディレクトリ

下位のディレクトリです。