Contao 4.5.0-beta1を利用可能

2017年11月6日 08:32 Leo Feyer

Contaoバージョン4.5.0-beta1を利用できます。もっとも重要な変更の一覧です。

PHP 7.1

Contao 4.5は少なくともPHP 7.1を必要とします。

エイリアスの自動生成にausi/slug-generatorを使用 #1016

エイリアスの自動生成に、コア開発者のMartin Auswögerのslug generatorを使用するようにしました。ウェブサイトのルートのページの設定で、エイリアスの書式と(例えば"ä"を"ae"とするといった)特殊文字の変更方法を指定できます。

セッションの代わりにクッキーにリクエストトークンを保持 #1065

Contao 4.5ではPHPセッションの代わりにDouble Submit Cookieにリクエストトークンを保持します。これにより、セッションなしのフロントエンドで使用できるようになりました。

ロケールの扱いの改善 #1064

インストールしている言語を探すために、Contaoは数個のディレクトリを参照しなければなりませんでした。Contao 4.5では結果をSymfonyのコンテナに保持し、実行時にディレクトリをあちこち参照する必要はなくなりました。

Symfony translator #1072

Contao 4.5ではSymfony translatorを使用してContaoの翻訳を出力できます。

バックエンドメニューの構築にサービスを使用 #1066

バックエンドメニューの生成にKnpMenuBundleを使用するようにしました。Symfonyと共通で、新しいメニュー項目をイベントリスナーで追加できます。

We now use the KnpMenuBundle to generate the back end menu. As common in Symfony, new menu items can be added with an event listener. custom back end routes,と組み合わせて、開発者はContaoに特定のconfig.phpファイルを使用せずに固有のルートを追加できます。

挿入タグに完全なURLを指示するフラッグを追加 #970

リンクを表示するすべての挿入タグは|absoluteフラッグをサポートしました。このフラッグを指定すると相対的なリンクの代わりに完全なリンクを生成します。

Tagged Servicesとしてフックのリスナーを登録可能 #1094

Contaoのフックを使用するために、イベントリスナーを作成してSymfonyコンテナーのcontao.hookにタグを付けできます。

ニュース項目を日付、題名、無作為に並べ替え可能 #13

Contao 4.5では、ニュースを日付で昇順や降順、題名、無作為に並べ替えできます。

その他

contao/test-caseパッケージはContao 4のためのPHPUnitテストを提供し、Contaoのフレームワーク、Symfonyのコンテナーとアダプタークラスを模擬できます。加えて、すべてのバンドルとコンポーネントでファイルと画像を最小化にGulpを使用できるようにしました。

インストール

Contao 4.5.0-beta1はComposerを使用してインストールできます:

php composer.phar create-project contao/managed-edition <target> 4.5.0-beta1