Contao 3.2.RC1のリリースアナウンス

以下は、Contao 3.2.RC1 is availableの翻訳となります。


Contao 3.2.RC1を利用可能

2013年10月24日 10:28 by Leo Feyer

Contaoバージョン3.2.RC1を利用できます。ベータ版を実運用のウェブサイトでは使用しないでください!  このリリースはウェブサイトの確認や独自の機能拡張の調整のためにダウンロードしてください。

新機能についてさらに知るにはバージョン3.2.beta1のアナウンスバージョン3.2.beta2のアナウンスも読んでください。

新しいフォームの項目の属性

ウィジェットはautocompleteautocorrectautocapitalizespellcheckといった属性をサポートしました。これらの属性はDCA、またはWidgetオブジェクトで直接設定できます。

単純にした"iflng"挿入タグ

挿入タグの"iflng"と"ifnlng"の構文を次のように単純にしました。

<!-- 旧 -->
{{iflng::de}}Hallo Welt{{iflng}}{{iflng::en}}Hello world{{iflng}}
 
<!-- 新: 閉じる{{iflng}}タグだけ -->
{{iflng::de}}Hallo Welt{{iflng::en}}Hello world{{iflng}}

マジックメソッド"Model::countBy*()"

Contao 3.0から"Model::__callStatic()"を通して呼び出せるメソッド"findBy()"と"findOneBy()"に加えて、"countBy()"もサポートしました。

// バージョン3.0から利用可能
$count = PageModel::countBy('pid', 3);
 
// バージョン3.2で新設
$count = PageModel::countByPid(3);

新しいフック

"isVisibleElement"フックは要素(アーティクル、コンテンツ要素、モジュール)をフロントエンドに表示するときに動作します。このフックは要素を表示するかどうかを"protected"と"guests only"の設定に基づいて決定します。

"getAttributesFromDca"フックはDCAの情報からWidgetオブジェクトの属性をコンパイルするときに動作します。このフックで属性を動的に調整できます。

保守モード

新しい保守モードでは、フロントエンドは503ヘッダーを送ってウェブサイトの代わりに当たり障りのない保守中のページを表示します。機能拡張リポジトリで機能拡張をインストール、更新、削除すると、保守モードは自動的に有効になります。