Contao 4.3.0を利用可能

2016年11月25日 09:06 Leo Feyer

Contaoバージョン4.3.0を利用できます。この機能リリースはさらに柔軟なカスタムレイアウトセクション、「保存して複製」のボタン、画像サービスとフォームのテンプレートを交換の可能性を含んでいます。加えて、バックエンドのテーマとHTTP/2のサポートを改善しました。

ツリー表示のフィルター、ファイル検索、YouTubeとVimeo動画のコンテント要素、挿入タグの改善、サブパレットのサポートを含んでいます。また、バックエンドのテーマを現代的にしました。

カスタムレイアウトセクション

カスタムレイアウトセクションから1箇所の制限をなくしました。既存の位置に自由に割り当てることが可能で、独自のテンプレートを使用するようにも構成できます。

保存して複製

「保存して複製」のボタンは現在の要素を保存してから、それを複製して編集する状態に開きます。ボタンの領域をきれいにしておくため、ボタンは分割したボタンに変換しました。

進行中のイベント

今までは、進行中のイベントを常にイベントリストに表示していました。Contao 4.3では、モジュールの構成で進行中のイベントを表示するかどうか指定できるようにしました。

フォームのテンプレート

独自のテンプレートをフォームの項目だけではなく、フォーム自身にも割り当てられるようにしました。このために、テンプレートのform.html5form_wrapper.html5と名前を変更しました。

画像のメタデータ

今まではメタウィザードには「題名」の項目だけがありましたが、alt属性として使用していました。Contao 4.3では、「題名」の項目と「代替テキスト」の項目の両方があります。

HTTP/2のサポート

.cssと.jsのファイルを1つの巨大なファイルに結合するとHTTP/2を使用しているときは逆効果になります。このため、ページレイアウトに結合を停止する選択肢を用意しました。

非公開の要素の表示

フロントエンドのプレビューの「非公開の要素を表示」する機能は、これからは非公開の要素と保護された要素を表示するのではなく非公開の要素だけを表示します。保護された要素を表示するには、それぞれのメンバーでフロントエンドのプレビューを開く必要があります。

キーボードナビゲーション

すべてのウィザード(表のウィザードやモジュールのウィザード等)はキーボードで操作できるようにしました。今までは、キーボードでウィザードを並べ替えはできませんでした。

画像サイズのためのCSSのクラス

画像サイズに複数のCSSのクラスを追加できるようにしました。

テンプレートのローダー

Contao 4.0からクラスのローダーを非推奨にしていましたが、テンプレートのローダーも非推奨にしました。Symfonyのリソースのfinderがテンプレートを自動的に見つけてキャッシュに結果を保持します。

画像サービス

Contao 4.3は画像サービスを提供します。これは既存のすべての画像の操作を置き換え、GDlibに加えてImageMagickとGraphicsMagickもサポートしています。このサービスは標準的な画像もSVG画像もサポートしています。

Symfonyへの移行

インストールツールでデータベースの構造の更新にDoctrineのスキーマを使用するようにしました。このため、Doctrine ORMのデータベースの更新とDoctrine Migrationの両方に互換性があります。

Symfonyの構成にlocalconfig.phpの設定を定義して、contao.localconfigの下のネームスペースに設定を追加できます。

更新の注意

Contao 4.3以降は、新しいSymfony 3のファイル構造をstandard editionは使用しています。


Contao 4.3.0 is availableの翻訳です。