Contao 2.9.RC1のリリースアナウンス

以下は、Contao 2.9.RC1 is availableの翻訳となります。


Contao 2.9.RC1を利用可能

2010年6月6日 10:58 by Leo Feyer

Contaoバージョン2.9.RC1を利用できます。このリリース候補は新しいテーママネージャ、機能拡張リポジトリの次のバージョン、テンプレートグループ、永続的なフロントエンドのログイン、FacebookとTwitterと記事を用意に共有できるボタン、その他の多数の改善を含んでいます。その他の改善の主なもの、セーフモード対処の性能の強化とニュースレターの送信処理の中断の再会のオプションです。

重要なお知らせ

更新した後で手動で調整しなければならない2つの重要な事項があります。まず始めに、全体的なページテンプレートfe_pageが修正されました。このため、フロントエンドのテンプレートをカスタマイズして使用している場合は、変更箇所に応じて変更することを忘れないで下さい。その次に、Google Analyticsのサポートをコアから削除して、代わりにmoo_analyticsというテンプレートを追加しました。Google Analyticsを使用したい場合は、(ファイルに書かれている手順に従って)このテンプレートを編集して(Google Analyticsの)Urchin IDを設定します。それから、最後の手順(!)としてMooToolsのテンプレートをページレイアウトに加えます。

テーマ

テーマは新しい概念で、スタイルシート、フロントエンドモジュール、ページレイアウトをグループ化して、それらをファイル・ディレクトリからファイルやテンプレートに関連付けます。テーママネージャは、これらのリソースが処理される方法を変更はしません。既存のデータを失うことなく、これらをエクスポートやインポートするオプションを単に追加します。これで、ウェブサイトのデザインを用意に共有や再利用ができるようになります。

機能拡張リポジトリ 2.0

Contao機能拡張リポジトリの開発者であるPeter Kochがリポジトリクライアントとサーバモジュールを作り替えました。そして、全文検索や一度に複数の機能拡張を更新するオプションといった、多数の新しい機能を加えました。新しい機能拡張リポジトリのクライアントはContao 2.9.RC1に含まれています。

テンプレートグループ

既にお気きかもしれませんが、カスタマイズしたテンプレートはテンプレートのディレクトリに保存でき、更新の前後で上書きされることはありません。新しいリリースではカスタマイズしたテンプレートをサブフォルダに保存し、それを特定のテーマに関連づけることができるようになりました。これで、例えば全体的なテンプレートce_textと、テーマの1つに異なるテンプレートce_textを作成するといったことができ、これは複数ドメインを使用する場合に特に便利です。

FacebookとTwitterで共有

Contao 2.9ではFacebookとTwitterでコンテンツを簡単に共有できます。「PDFで印刷」のボタンに、アーティクル毎に別々に有効にできる3つのボタンが追加されました。最初のボタンは単純な「このページを印刷」のボタンで、ウェブブラウザの印刷機能を呼び出します。印刷用のスタイルシートと併せて、ここから目覚ましい結果を得られるでしょう。他の2つのボタンは「Facebookで共有」と「Twitterで共有」の機能で、既によくご存じかもしれません。これらのボタンのどちらかをクリックすると、新しいブラウザのウィンドウが開いて、あなたのアカウントにログインしてFacebookやTwitterに直接ポストすることができます。ContaoはTinyURLを使用して自動的にURLを短縮します。

さらに新しい機能

  • フロントエンドのプレビューでは、ページはもうキャッシュからロードされることはありません。
  • 大幅なセーフモード対処の性能の改善: 書き込みの処理のためだけ(FTPで)接続します。
  • 拡張されたParent View: Parent Viewは、グループのソートとカスタマイズした整列順序をこれからはサポートします。
  • 新しいフック関数parseArticlesによってニュース記事を表示する前に修正できます。
  • チェックボックスに加えてドロップダウン・メニューからもサブパレットをロードできるようになりました。(チケット#1156を参照)
  • オプションでMooToolsのJavaScriptをコンテンツ配信ネットワーク(CDN)からロードできるようになりました。
  • 開始周期を指定して、中断したニュースレターの送信処理を再会できるようになりました。
  • バックエンドで「すべてを表示」のオプションを選択したときのレコードの最大数を指定できるようになりました。
  • 電子メールのクラスとセーフモード対処はSSL(SSL/TLSとFTP-SSLで、sFTPはなし)をサポートしました。
  • ContaoのバックエンドのテーマとFancyUploadは、個人設定でユーザ毎に設定できるようになりました。
  • ニュースリストで特別な記事だけを表示するのに加えて、特別な記事を完全に表示しなくできるようになりました。
  • ニュースアーカイブで期間を選択しなかったときに、すべての記事をオプションで表示できるようになりました。

変更された内容の確認

すべての変更の概要をチケットシステムまたは変更履歴で確認できます。