TYPOlightからContaoに

TYPOlightからContaoに名称が変わることが、TYPOlight Annual Meeting 2010でLeo Feyer氏により発表されました。

以下は、そのアナウンスである TYPOlight becomes Contao の記事の翻訳です。また、記事にない情報も含んでいるプレスリリースの翻訳も用意しました。


TYPOlightはContaoになる

2010年5月15日 Leo Feyer

TYPOlightという名前は、システムの将来性と機能の範囲に対して誤解と間違った推測をたびたび招いているため、TYPOlightプロジェクトはその名前を Contao Open Source CMS と名前を変更しました。他はすべて同じです。

Contaoという名前の意味

Contaoは実際に意味があり、まったくの空想の名前ではありません。ベトナム語の単語 "tao" は「形をなす」、「創造する」、「形作る」といった意味があります。"con tao"という言葉は「創作者」、「を運命づける」という意味です。また、Contaoの"con"は"Content"の省略としても解釈することもできます。というわけで、この名前はコンテンツを作成するシステムに理想的な名前です。

名前を変更する理由

この最初のレポートで触れたように、TYPOlightは既存のブログやコンテンツ管理システムの「小さな兄弟」として誤って参照されていました。この誤解を正すため、今もかなりの取り組みが今も行われています。それにもかかわらず、これは過去にTYPOlightに留まりながら、名前の変更を本気で考えるに十分な理由とはなりませんでした。

しかしながら、まったく異なる傾向のため今回の決定に至りました: TYPOlightの"light"は次第に「必要最低限のシステム」、「低性能のアプリケーション」、「初心者むけのCMS」と間違って解釈されています。「最大で20ページまでに適している」とまで書いた批評家もいて、これはもちろん事実に反することで既に異議を申し立てていたことです。TYPOlightは現代的で、総合的な、強力なCMSで、小規模から大規模のウェブサイトに適応しています。システムが企業部門で使用できないという理由はまったくなく、既にいくつかの会社が成功裏に達成しています。

この先入観を最終的に取り除き、この数年の明らかな急速な開発と専門化を継続するために、プロジェクトは将来ContaoオープンソースCMSと呼ばれるようになります。

変更の日付

新しい名前は、最初のバージョン2.9のリリース候補(2.9.RC1)の公開から使用を開始し、2.9.RC1は6月の初旬を予定しています。名前の変更の一環として、プロジェクトのウェブサイトは www.contao.org となります。