Contaoのニュースレターの管理

ニュースレター拡張によって、ニュースレターの管理と送信、必要な場合はウェブサイトにニュースレターを表示できます。特定のページと関連付けられているアーティクルと違い、ニュースレターはチャンネルにまとめられていて、簡単にグループ化と分類ができます。

宛先

ニュースレターの購読は、それぞれのフロントエンドモジュールによって通常は処理するので、宛先を手作業で管理する必要はありません。データのプライバシーの理由で、Contaoは二重のオプトインによる購読の登録を必要とし、購読者の電子メールのアドレスだけ保管しています。

ニュースレターの宛先

既に宛先のリストがある場合は、CSVファイルからContaoにインポートできます。

個人向けにカスタマイズしたニュースレター

ニュースレターを登録したメンバーに送信する限りでは、「シンプルトークン」と呼ばれる方法で個人向けにカスタマイズできます。シンプルトークンは挿入タグに似ていて、ニュースレターのHTMLとテキストのコンテンツ両方に使用できます。

Dear ##firstname## ##lastname##,

please check and update your personal data:

Street: ##street## 
Postal: ##postal##
City: ##city##
Phone: ##phone## E-mail: ##email## The Administrator

しかし、挿入タグと対照的にシンプルトークンはメンバーのテーブルtl_memberのデータを取り込むことはできませんが、単純なif-else文を、例えば最初の挨拶部分に指定できます。

{if gender=="male"}
Dear Mr ##lastname##,
{elseif gender=="female"}
Dear Mrs ##lastname##,
{else}
Dear Sirs,
{endif}

[newsletter content]

{if phone==""}
Please update your contact details and enter your phone number.
{endif} The Administrator

ニュースレターの送信

特に共有タイプのホスティングサービスでは、スクリプトの実行時間と1分に送信できる電子メールの数の両方、またはその一方について通常は制限されています。Contaoは両方の問題に対処を試みます; スクリプトの実行時間切れを防ぐため、送信処理をいくつかの周期に分け、各周期の間に個別の待ち時間を加えて各周期の1分間の電子メールの数を制御しようとします。

ニュースレターの送信

フロントエンドモジュール

購読の処理と、必要な場合のウェブサイトにニュースレーターを表示するためにフロントエンドモジュールを使用します。フロントエンドモジュールはバックエンドのモジュールから設定でき、ウェブサイトに実際に表示するためにはアーティクルかページレイアウトに追加しなければなりません。

モジュール CSSのclass 説明
登録の申し込み nl_default 1つ以上のチャンネルの購読を登録するためのフォームを生成します。
解除の申し込み nl_default 1つ以上のチャンネルの購読を解除するためのフォームを生成します。
ニュースレターリスト mod_newsletter_list ニュースレターの一覧をページに追加します。
ニュースレターリーダー mod_newsletter_reader ニュースレターの詳細を表示します。

永続的リンク

各ニュースレターを参照するのに使用できる重複しないURL(パーマリンク)があります:

http://www.domain.com/newsletters/items/james-wilson-returns.html

上記のURLはnewsletterというページからjames-wilson-returnsというニュースレターを要求します。Contaoはページを基盤としたCMSであることを忘れないでください、newsletterというページが存在しなかったり、ニュースレターリーダーモジュールを含んでいなかったりするとニュースレターは表示されません。