Contao 5.6を利用可能

Contao 5.6によって評判の良いWebサイトのツールは実に現代的で使いやすくなりました。このリリースは多数の改善をバックエンドに行って、将来も使い続けられるためのページレイアウトの方法に道を開き、フロントエンドの可能性を拡張しました。加えて、一見しただけではわからないかもしれない事項に多数の作業が費やされました。詳細は後に。

コアチームと多数の他の開発者は、またしても200以上のプルリクエストを処理しました。

Contao 5.6は2026年の2月まで更新を行い、それから次の長期サポート版のContao 5.7に続きます。バージョン5.3も長期サポート版として更新を続けます。

現在サポートされているContaoのバージョンはContaoリリース計画(英文)で確認できます。

Twigスロットによる現代的なページレイアウト

Contao 5.6はslotによるTwigテンプレートに基づいた現代的なページレイアアウトを導入しました。これにより、柔軟な、モジュール設計の出力を可能とします。以前のHTML5のページレイアウトはContao 5.xのブランチの間は引き続き利用可能ですので、都合の良い時に移行を計画できます。

今後は、ページレイアウトの設計で一層大きな自由度を得て、Twigではいつものように、より簡単に変化形を簡単に作成できるようになるでしょう。加えて、テンプレートはgitによりバージョン管理が可能となり、あるプロジェクトから他のプロジェクトにすぐに転送できるでしょう。

これを達成するために、バックエンドからの多くの設定はそのままテンプレートに移動しました。これは「スロットによるTwigレイアウト」を選択するとすぐに反映します。別の記事で、設定を新しいTwigのテンプレートに移行する方法の詳細を紹介します。

ページの新しい標準のテンプレートはlayout/defaultと名前になり、レイアウトの領域をslotsで埋めて、必要な場所に配置されます。

Pull Requests: #8006

ページレイアウトにコンテント要素

Yanick氏が2月の開発者会議の記事で既に発表していました: 長期的には、古いモジュールを新しいコンテント要素で置き換えます。その第1段階として、ページレイアウトでコンテント要素を使用できるようになりました。

このためにテーマは独自のアイコンとともに別の領域が用意されています。ここで好きなだけ多数のコンテント要素を作成できます。今のところ、これはページレイアウトでだけ使用でき、選択しているコンテント要素を確認できます。既に他の用途へのアイデアの候補もあります。

例えば、将来的には、ロゴの画像のコンテント要素を直接レイアウトの領域に割り当てることができるでしょう。

Pull Requests: #7999

フロントエンドでパスキー

パスキーはContao 5.5でバックエンドに導入しましたが、フロントエンドでも使用できるようにしました。

上述したページレイアウトにコンテント要素が関与しています。新しいコンテント要素の「ログインフォーム」と「パスキーの管理」によって、保護している領域のアクセスへのログインでパスキーを使用するオプションが管理者とウェブサイトの訪問者に提供します。

Pull Request: #8011

コンテキストメニュー

バックエンドのコンテキストメニューが明確になりました: 明確なラベルと視覚的な区切りで、さらに目的の項目を見つけやすくなります。全体的な操作でも動作するようにしました。

Pull Requests: #8411, #8400, #8346, #8437, #8372, #8434

検索インデックスの作成を改善

内部の検索インデックスの作成で、それぞれのページを処理すべきかをrobotタグに関わらずに指定できるようにしました。何も選択していない場合は、robotタグを元にした動作のままとなります。その一方で、ページをローカルにインデックスを常に作成するか、まったく作成しないか指定できます。

Pull Requests: #8252

新しいジョブのフレームワーク

ときどき、作業している他人を観察すると嬉しいことがあります。すべての進行中と現在処理している作業の概要を表示する、ステータスバーの専用のアイコンを用意しました。

この素晴らしい新しい機能は、手動または自動によって始まったバックグラウンドのタスクの状態を追うといった、様々な可能性のまさに始まりでもあります。

このフレームワークは機能拡張でも使用でき、プロジェクトでバックグラウンドのタスクの明確な概要を表示する機会を提供します。様々な機能拡張がどのようにこの機能を使用するか(ZIPのダウンロード、PDFの生成、大きなデータのエクスポートやインポートなど)を楽しみにしています。

Pull Requests: #8066

アクセスしやすいナビゲーション

Contao 5.6は追加設定なしでアクセスしやすいナビゲーションを提供していて、携帯端末では自動的にバーガーメニューに変換します。これはナビゲーションモジュールでmod_navigation_accessible.html5テンプレートを選択するだけです。

メニューの外観は固有の属性を使用して簡単にカスタマイズできます。

Pull Requests: #8012

ちょっとした助言:Contao 5.3をまだ使用している場合、Sebastian氏の機能拡張を使用すると、バックポートした多数のアクセシビリティの機能を利用できます。

さらなるアクセシビリティの機能

コンテントにスキップ

キーボードでContaoのバックエンドを操作している場合に、始めに移動する場所を指定できます。

Pull Request: #8000

フォームにヘルプの文字列

フォームの項目にヘルプのテキストを追加して、初期状態で項目の下に表示できます。

Pull Request: #7825

カレンダーのフィード用のページの種類

WebサイトでカレンダーのXMLフィードを提供したい場合、このために専用のページの種類を指定できるようにしました。

Pull Request: #8390

セッションにデータを保存

Contaoはセッションにフォームのすべての項目を自動的に保存しなくなりました。これで処理スピードを向上し、クッキーをまったく生成しません。

フォームの提出後に挿入タグでデータを出力したい場合は、セッションにデータを保持を選択してください。

アップデートした時に既存のフォームはこのチェックボックスを選択状態にしますから、すべて以前通りに動作するはずです。

Pull Request: #8245

2ファクタ認証を編集可能

編集ボタンを使用して設定情報を表示して、追加の2FAアプリを設定できるようにしました – 既存の設定をリセットする必要はなくなりました。

Pull Request: #8007

ファイルのメタデータのより適切な結合

おそらくファイルのメタデータのほとんどはファイル管理システムで保守していることでしょう。しかし、コンテント要素の画像でファイルのメタデータから特定の細目を調整したいことがあるかもしれません。

以前は、メタデータでは画像の題名を空欄にしておくと、自動的にファイル管理システムの題名を自動的に使用しました。新しい挿入タグ{{empty}}を使用して、どの項目のテキストの出力も意図的に除くことができます。

Pull Request: #8002

「複数を編集」に基準点

複数の要素の編集を選択すると、リストのそれぞれの項目の上にジャンンプマークが用意されます。

Pull Request: #8480

復元するバックアップの選択

コンソールでバックアップを復元したい場合に、contao:backup:restoreと入力して必要なバックアップを便利に選択できるリストを表示します。

Pull Request: #8465

プレビューのリンクのコピー時の視覚的なフィードバック

「クリップボードにコピー」の機能で、コピーの処理を完了するとすぐに視覚的なフィードバックを提供します。

Pull Request: #8204

付加的な機能

ISO-3166-2

ContaoはウィーンのAT-9のようなISO 3166-2の地域名コードもサポートしました。

Pull Request: #8462

検索インデックスに保護した要素を収録

保護した要素に<!-- indexer::protected -->をさらに追加しました。Document::getSearchableContent()を呼び出すとき、任意のパラメーターを渡して保護した要素もインデックスに加えることができます。

Pull Request: #8395

メンバーの登録の期間を延長

フロントエンドで新しいメンバーの登録の確認可能な期間を24時間から14日に延長しました。必要な場合は、この期間はcontao.registration.expirationの設定で調整もできます。

Pull Request: #8511

開発者向けの機能

#[AsMessage]

新しい#[AsMessage]で以前のMessenger Priorityインターフェイスを置き換えました。

Pull Request: #8331

パレットのヘルパー

新しいpaletteクラスはパレっっとの操作を簡単にして、特に項目が既に存在するかどうか問い合わせることも可能にしました。

Pull Request: #8302

HtmlHeadBag - 近道

AbstractControllerにgetHtmlHeadBag()というメソッドを用意しました。

Pull Request: #8393

TwigでContaoの日付の書式

TwigでContaoの日付の書式を全体的に利用できるようにしました、例えばcontao.date_formatといった具合です。

Pull Request: #8472

誰もいていない激務

プロジェクトがCSSフレームワークの更新や変更を伴っていることから気づいているかもしれません: プロジェクトの外部の方からは見えない多数の作業が時々行われています。

今回も、機能に直接現れない更新が多数行われています。PHPUNit 11への切り替えだけは開発者会議中のほとんどを数名の開発者を多忙にさせていました。

  • PHPUnit 11に更新: Pull Request: #8010
  • FilesystemItemIteratorCountableインターフェイスを追加: Pull Request: #8184
  • ディレクトリのフィルターVFS decoratorを追加: Pull Request: #8052
  • FilesystemItemIteratorcount() helperメソッドを追加: Pull Request: #8054
  • Turbo streamの処理を分離したモジュールにリファクタリング: Pull Request: #8072
  • テンプレートスタジオからメッセージとダイアログの要素を取り出し: Pull Request: #8064
  • DCAの再読み込みのサポート: Pull Request: #6955
  • バックエンドの検索を書き換えてTurbo streamを使用: Pull Request: #8207
  • SERPウィジェットをStimulusコントローラーに書き換え: Pull Request: #8257
  • パレットとボックスの構築をデータコンテナーから取り出し: Pull Request: #8285
  • ウィザードを書き換えてTwigテンプレートを使用: Pull Request: #8446
  • flexibleテーマを再構成してPostCSSを使用するように書き換え: Pull Request: #8469
  • 別名の要素でbuConコールバックの代わりにvoterを使用: Pull Request: #8523
  • switch userの操作をリファクタリング: Pull Request: #8533
  • コメントバンドルでセキュリティvoterを使用: Pull Request: #8519
  • ×や&times;の代わりに閉じるアイコンを使用: Pull Request: #8094

Changelog and video

すべての詳細な変更はChangelogで参照できます。 Christian Feneberg氏は、またもや見る価値が十分にあるContao 5.6についての動画(ドイツ語だけ)を作成しました。

互換性

Contao 5.5は以下と互換性があります。

  • Symfony 6.4と7
  • PHP 8.2+
  • Monolog 3
  • Doctrine 3
  • Doctrine DBAL 3と4
  • Doctrine ORM 2と3
  • TinyMCE 5、6、7

こちらも参照: チケット | 比較表示 | 変更履歴


Contao 5.6.0 is availableの翻訳です。