Contao 4.0.0-alpha1を利用可能
2014年6月10日 16:47 Leo Feyer
Contaoバージョン4.0.0-alpha1を利用できます。アルファ版を実運用のウェブサイトでは使用しないでください! このリリースはウェブサイトの確認や独自の機能拡張の調整のためにダウンロードしてください。
このリリースは、まだバージョン3.3の機能セットに対応していて、このためSymfonyの構成要素は一切含んでいません。しかし、後方互換性を維持していない、根本的な変更を行っています。
.htaccessとの結び付き
Contao 4は.htaccessファイルを使用せず、Apacheウエブサーバーへの依存もなくしています。代わりに、web/という名前の下位のフォルダーがあり、ドキュメントルートとして使用します。すべての公開するリソースはそこに保持、またはシンボリックリンクを使用してリンクします。
新しい動作条件: シンボリックリンクをPHPのレベルでサポートし、ウェブサーバーはそれを辿らなければなりません。対応するApacheの設定の指示はFollowSymlinksやSymLinksIfOwnerMatchです。
セーフモード対処の廃止
セーフモード対処は不十分に構成されたサーバーのための支えとして使用していましたが、Contao 4で廃止します。言い替えれば、一方では過去にあまりに多くの問題を起こし、一方でComposer機能拡張管理やSymfonyと互換性がありません。
新しい動作条件: ウェブサーバーはPHP経由でのファイル操作をサポートしていなければなりません。
XHTMLのサポートの廃止
Contao 4では、XHTMLのサポートを廃止します。これはHTML5のウェブサイトだけ構築できることを意味します。対応する拡張子が.xhtmlのテンプレートは削除し、ページレイアウトは"HTML5"の出力形式だけをサポートします。
後方の非互換性: 既存のXHTMLのウェブサイトはHTML5に変更する必要があります。
短い開きタグの使用
新しいメジャーバージョンのContaoは少なくともPHP 5.4を必要とします。これはデフォルトで(short_open_tagsが設定されていなくても)、<?php echoの代わりになる短い開きタグ<?=のサポートを含んでいます。すべてのテンプレートのファイルを調整して読みやすさを改善しました。
新しい動作条件: PHP 5.4、またはそれ以降が必要です。
こちらも参照: Githubのチケット(新) |GIthubのチケット(旧) | Contaoの変更履歴(本サイトの翻訳) | リリースの概要