どのロケールをContaoの翻訳に登録しますか?

(Contao公式サイトの記事: Which locale to register when translating Contao?の翻訳です。)

2012年10月31日 15:05 Leo Feyer

既にContaoチェックでサポートしている"en_US"のような拡張したロケールを、次の機能リリース(Contao 3.1)のContao本体でもサポートします。しかし、これはどのような意味があるでしょう?

例えばドイツ語を例にすると、ドイツ(de_DE)、オーストリア(de_AT)、スイス(de_CH)でドイツ語は使用されています。3つの翻訳をtransifex.comに登録したり、Contaoのサイト構成で異なる地域に対応したウェブサイトのルートを作成したり、といったことに問題はありません。一方で2文字のロケール(de)も存在していて、3つから1つを対応付けなければなりません

既定のロケールの定義

言語に対する複数のロケールがある場合は、(翻訳チームは)そのうちの1つを既定のロケールと決めなければなりません。先の例では"de_DE"となります、なぜならドイツ語を話す殆どの人々はドイツに居住しているからです。

2文字のロケールの登録

そして既定とするロケールは2文字のロケールだけとします。これは、"de_DE"という翻訳は決して存在しないという意味になります。なぜなら、まさに"de"が既に対応するロケールだからです。(そうです、この点について私自身がContaoチェックで間違えていました。) 既定の翻訳が決まれば他の翻訳、例えばスイスドイツ語の翻訳の作成には"de_CH"を追加できます。

2文字のロケールは必須

翻訳が既定のものではなさそうな場合、例えばドイツ語の翻訳がない状況でスイスドイツ語から翻訳を始めた場合、この翻訳は"de_CH"ではなくて"de"として登録しなければなりません。同じ言語の他のロケールが追加されて後からロケールを変更することには何の問題もありませんが、"de_CH"の翻訳だけが存在して"de"の翻訳がないと問題になります。つまり、スイスの国外のドイツ語を話す人々は、まったくドイツ語のラベルで見ることがなくってしまいます。

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