データコンテナ配列のコールバック関数

コールバック関数はイベントのディスパッチャーのパターンに基づいています。特定のイベントに1つ以上のコールバックを登録でき、イベントが置きるとコールバック関数を実行します。コールバックによって、Contaoのコアのエンジンのプログラムの流れをカスタマイズできます。

全体的なコールバック

全体的なコールバック関数
コールバック 説明
onload_callback データコンテナオブジェクトを初期化するときに実行します。例えば、権限を確認したり、データコンテナ配列を実行時に変更するといったことができます。
onsubmit_callback バックエンドのフォームを提出したときに実行します。例えば、フォームのデータをデータベースに書き込む前に変更することができます。(カレンダー機能拡張で期間の計算に使用)
ondelete_callback データベースからレコードを削除する前に実行します。
oncut_callback 新しい位置にレコードを移動した後に実行します。バージョン2.8.2で追加しました。
oncopy_callback レコードを複製した後で実行します。バージョン2.8.2で追加しました。

リストのコールバック

リストのコールバック関数
コールバック 説明
paste_button_callback 個々の張り付けボタンに使用できます。例えば、サイト構造でユーザーの権限に応じてボタンを無効にするために使用しています。(load_callbackによる追加のコマンドの検査が必要です。)
child_record_callback 「ペアレントビュー」で子の要素を表示する方法を指定します。
group_callback 一覧の個々のグループヘッダーで使用できます。
label_callback 一覧の個々のラベルに使用できます。例えば、ユーザーモジュールは状態のアイコンの表示に使用しています。

操作のコールバック

操作のコールバック関数
コールバック 説明
button_callback 個々のナビゲーションアイコンで使用できます。例えば、サイト構造でユーザーの権限に応じてボタンを無効にするために使用しています。(load_callbackによる追加のコマンドの検査が必要です。)

フィールドのコールバック

入力欄のコールバック関数
コールバック 説明
options_callback ドロップダウンメニューやチェックボックスのリストにデータを読み込む個々の関数を定義できます。例えば、条件付きの外部キー関係のために便利です。
input_field_callback 個々のフィールドの作成に使用できます。例えば、「個人データ」のバックエンドモジュールで「データの消去」のウィジェットの生成に使用しています。
注意: このフィールドは自動的に保存しません!
load_callback フォームのフィールドを初期化するときに実行します。例えば、デフォルトの値を読み込むのに使用できます。
save_callback フィールドを提出したときに実行します。例えば、個々の検証処理の追加に使用できます。