Contao Developer Congerence 2010
2010年11月6、7日にContao Developer Congernece 2010というのが開催された模様です。ドイツ国内のコミュニティのイベントという位置づけながら、中心的な開発者が集まって今後の検討をした模様です。参加者の一人、Yanick Witschi氏(@toflar)がTwitterに英語で若干の状況の報告をされています。
また、http://www.think-contao.de/blog.htmlには写真も掲載されていますが、思ったよりも多く(30名以上?)が参加しているようです。
11月6日
- 異なる出力: xml, xhtml, xhtml5についての議論
- 異なるデータベースとファイルのソースをサポートするための、データベースとファイルの抽象化レイヤーについての突っ込んだ議論
- これから数ヶ月に渡ってモックアップと試行錯誤のために、プロジェクトチームを組む初めての試み
- バックエンドとフロントエンドの分離にどれだけ意味があるか、あまりないが何か特別な作業について今回は期待なし
- 他の話題として、フロントエンドからの編集、ユーザーとメンバーの実際の区別は不要な点では合意
11月7日
- スピードの最適化についてから議論が開始
- str_replace()とpreg_replace()を避けて、キャッシュの使用を試行
- コードのボトルネック; あまりに多数の問い合わせ、静的な呼び出しの代わりにクラスのインポート
- HTTP 304 応答のキャッシュに関する議論
- @discordier が singletones と静的な呼び出しの統計を示す: 静的な呼び出しの圧倒的な勝利!
参考リンク(英文) - gzip圧縮に関する議論
- HTTPのETAG; 興味深いが実際の評価のレポートが不足
- セキュリティ; Contaoは中央にまとめられたセキュリティ勧告のプラットフォームがない
- もっとも突っ込んだ議論は機能拡張リポジトリとセキュリティの問題; アクションが必要な要求が膨大
- この週末の単語: 抽象化
- 複数の機能拡張を同時に更新すると、(機能拡張のインストールやアップデート後に一度だけ実行される)runonce.phpの機能を壊す恐れがあり: 修正に向けた短いアプローチを提示したチケットがトラッカーに登録
- Contaoのアーキテクチャーを改善するたくさんのアイデア、これらによる変更はバージョン3以降に実現
ちなみにYanick Witschi氏(@toflar)は8月上旬に東京に12日くらい、休みを取って来ていました。秋葉原他、満足して帰国したようです。